濃縮昇星の作業適性ボーナス規則
濃縮で4★まで上げる時、各★はどの作業に加わる? ゲーム内では結果しか表示されない。本ガイドが完全な判定ロジックを提示:1★は固定の「ゲーム認定」、2★/3★は基礎レベルのN番目を取得(解決不能時はフォールバック鏡か2作業ショートカット)、4★は全部+1。本は判定に関与しないので安心して使用可能。
はじめに:ゲームが表示しない表
アヌビス を4★まで濃縮したとき、星が上がるたびにどの作業適性が加算されるのか。ゲーム内では結果しか表示されず、ルールは表示されません。コミュニティの定説である「1回につき1項目アップ」も正確ではありません。本記事では完全なルールを示し、「最も得意な2項目が並んだ場合はどちらを選ぶのか」「本を使った後にルールは変わるのか」という2つのよくある疑問を解決します。先に結論をまとめます:
| 昇星段階 | 加算 | 選択ルール |
|---|---|---|
| 0★ → 1★ | +1 は最も得意な作業へ | ゲームがパルごとに固定的に1つ認定する。永続的に変わらない |
| 1★ → 2★ | +1 は次に得意な作業へ | 現在の適性で第2位。並んだ場合は作業種別の固定順による |
| 2★ → 3★ | +1 は3番目に得意な作業へ | 現在の適性で第3位。並んだ場合は作業種別の固定順による |
| 3★ → 4★ | +1 はすべての非ゼロ作業へ | 無条件で全項目+1 |
上記の表は主ルールです。非ゼロ作業が3項目未満、レベルがすべて並ぶなどの例外ケースがいくつかありますが、後述します。
パルが決まれば、各作業の最終値も決まります。例えば アヌビス 4★ は
手作業8、
採掘8、
搬送6 になります。
一、主ルール:1★/2★/3★/4★ で上昇する項目
星が上がるたびに、ゲームは作業適性の基礎レベルに基づいて1つの作業を選んで+1します。本やパッシブなどの後天的な補正は判定に入りません。選択順は固定です:
- 1★ は、ゲームがこのパルのために「指名」した最も得意な作業に加算されます。この認定は固定で、パルごとに1つだけです。例えば アヌビス は常に
手作業 に認定されます。 - 2★ この時点で最も得意な項目はすでに+1されています。ゲームは残りの作業の中でレベルが第2位のものを選び、そこに加算します。
- 3★ 第3位の作業に加算します。
- 4★ すべての非ゼロ作業が+1されます。選択は行われません。
二、同点のときの優先順位
複数の作業適性のレベルが同じ場合(例: アヌビス の
手作業6、
採掘6)、どちらが「最も得意」と決まるのでしょうか。ルールは2つのケースに分かれます:
1★ の昇星:ゲームに固定された「指名」認定
ゲームは「どのレベルが最高か」をその場で計算せず、各パルに固定された最も得意な作業を直接使います。例:
| パル | 0★ の作業適性 | ゲーム認定の最も得意な作業 | 1★ の実際の加算 |
|---|---|---|---|
| ヘルメッコ | |||
| アヌビス | |||
| トドドドン | |||
| ベリゴート | |||
| ビーナイト |
各パルの認定は個別に固定されています(コードはこの値だけを読み、その場で計算しません)が、開発者はデータを入力する際にある決まった規則に従っています:
- 牧場適性あり → 一律
牧場 に認定(ゲーム全体で牧場パルは29体。例: モコロン、 ミルカルビ、 タマコッコ、 ニャオテト、 タマモ、 ビーナイト、 シルキーヌ など。牧場がレベル最高の作業でなくても同様です。結果としてすべての牧場パルの1★加算は常に
牧場 になり、2★/3★で通常の順位に戻ります) - 牧場適性なし → 実際にレベルが最高の作業を認定(同点の場合は固定順で最優先のものを選びます。つまり「生火、水やり、種まき、発電、手作業、採集、伐採、採掘、製薬、冷却、搬送、牧場」)
完全な列挙順(2★/3★ の同点時にもこれを使います。最優先から最後まで):
| 順位 | 作業種別 | 順位 | 作業種別 |
|---|---|---|---|
| 1 | 7 | ||
| 2 | 8 | ||
| 3 | 9 | ||
| 4 | 10 | ||
| 5 | 11 | ||
| 6 | 12 |
この規則は現行バージョンで入手できるパルに100%当てはまります。ただしデータ入力上の慣例であり、コードで強制されたものではないため、今後のアップデートで崩れる可能性があります。
2★ / 3★ の昇星:基礎レベルで第 N 位を取る
この2つの星では「ゲーム認定」を見ず、基礎レベルでソートして第N位を取ります(2★は第2位、3★は第3位。ただし順位を付けられることが前提で、非ゼロ作業が少なすぎる場合やレベルがすべて並ぶ場合はゲーム認定にフォールバックします。後述)。複数の作業レベルが同じ場合は、上記の列挙順で決めます。
例: アヌビス の1★後の状態は
手作業7、
採掘6、
搬送4 です。2★で第2位のレベルは6で、
採掘(6なのは
採掘 のみ)。次に モコロン を見ます。1★後の状態は
手作業1、
搬送1、
牧場2 で、2★で第2位(=1)を選ぶとき、
手作業 と
搬送 が並びます。上の表では
手作業(第5位)が
搬送(第11位)より早いので、
手作業 が選ばれます。
順位が付けられない場合:フォールバックとショートカット
上記は順位を正常に決められるケースです。しかし非ゼロ作業が3項目未満の場合や、レベルがすべて並んでいる場合、ソートでは「第N位」を見つけられません。このとき2つの仕組みが引き継ぎます:
3★の段階的なフォールバック:3★ではまず第3位を探し、見つからなければ第2位に下げ、それも見つからなければ1★の指名作業に落ち着きます。例えば トドドドン は3★の時点で4つの作業がすべて = 2 で高低がつかず、最終的に指名された
牧場 にフォールバックします(四章の例 3 参照)。2★には段階的なフォールバックはなく、第2位が見つからなければ直接指名に切り替わります。
作業2項目のショートカット:3★には独立した判定があり、パルが非ゼロ作業をちょうど2項目持つ場合、ソートを完全に飛ばして指名作業をもう一度選びます。例えば ベリゴート(
種まき2 /
牧場1)は3★で直接
牧場 に加算されます。この経路は性能の最適化ではなく、実際の挙動の分岐です。これがなければ、ベリゴートの3★(この時点で
種まき2 /
牧場3)はフォールバックの連鎖を辿り、第3位が見つからず、第2位 =
種まき に落ちて、逆に
種まき に加算されてしまいます。ショートカットがあるからこそ
牧場 が直接選ばれ、
牧場 →
牧場 →
牧場 の流れが成立するのです。
三、本を使用しても濃縮の作業選択には影響しない
ゲームには「応用XX学Ⅰ」という12種類のアイテムがあり、コミュニティでは通称「本」と呼ばれています。それぞれ指定の作業種別に+1します。例: 応用手作業学Ⅰ、 応用採掘学Ⅰ など。本自体の+1は永続的に効果がありますが、本を使用しても濃縮で昇星するときの作業選択は変わりません。
| 昇星 | 本の影響 | 理由 |
|---|---|---|
| 1★ | なし | ゲームに固定された認定を使い、レベルは一切見ない |
| 2★ | なし | アルゴリズムは基礎適性だけを見て、本の分は不可視 |
| 3★ | なし | 同上 |
| 4★ | なし | 常にすべて+1 |
理由はデータ構造上の分離です。濃縮の昇星アルゴリズムは「基礎適性表」だけを読み、本の+1は別の独立した配列に保存されており、昇星の判定では完全に見えません。本はパネル表示と実際の作業時だけに積み重なります。
実測による検証: オドロクロ の0★パネルは
生火3 /
手作業3 /
採集2 /
採掘3 /
牧場2 です。1★に上げ(牧場パルなので強制で
牧場 に加算)、次に 応用手作業学Ⅰ を1冊使用します(パネルの
手作業 は4と表示)、それから2★に上げます。
- 本が判定に入る場合:基礎 + 本 =
生火3 /
手作業4 /
採集2 /
採掘3 /
牧場3、第2位 = 3、列挙順なら
生火 が選ばれるはず - 実際の結果:
採集 +1
アルゴリズムが見ている
手作業 はまだ基礎値の
手作業3 のままで、一意な値 {3, 2} の第2位は 2 で、対応するのは
採集 です。本はまったく関与していません。
結論:本は後から貼り付けられる表示層であり、濃縮が見るのは素の基礎値です。両者は完全に独立しているので、安心して必要に応じて本を使えます。昇星の選択に干渉する心配はありません。
四、5体の代表的なパルで星ごとに検証
例 1: セクメト(標準型、3項目が厳密に減少)
0★の初期状態:
手作業6 /
採掘3 /
搬送2。ゲーム認定の最も得意な作業 =
手作業(牧場なし→単独で最高)。
| 星 | 選択ロジック | 加算 | 加算後の状態 |
|---|---|---|---|
| 1★ | ゲーム認定(最も得意) | ||
| 2★ | 第2位(直接命中) | ||
| 3★ | 第3位(直接命中) | ||
| 4★ | 無条件 | すべて+1 |
これは最も標準的な流れです。3つの作業レベルが厳密に減少(6>3>2)しており、星が上がるたびに対応する順位を直接見つけられ、フォールバックもショートカットも使いません。1★ = 最も得意、2★ = 次に得意、3★ = 3番目に得意となり、主ルールの表と完全に対応します。
例 2: アヌビス(上位2項目が並ぶ、3★でフォールバック)
0★の初期状態:
手作業6 /
採掘6 /
搬送4。ゲーム認定の最も得意な作業 =
手作業。
| 星 | 選択ロジック | 加算 | 加算後の状態 |
|---|---|---|---|
| 1★ | ゲーム認定(最も得意、同点の最高は列挙順) | ||
| 2★ | 第2位(=6、一意) | ||
| 3★ | 第3位が存在しない→第2位(=4)にフォールバック | ||
| 4★ | 無条件 | すべて+1 |
3★に注目:1★/2★ を経て2つの作業が 7/7 で並び、一意な値は {7,4} だけになり、第3位はそもそも存在しません。ゲームはフォールバックの連鎖を辿ります。まず第3位を探し(失敗)、次に第2位(=4、対応するのは
搬送)を探して
搬送 に加算します。これは §二「順位が付けられない場合:フォールバックとショートカット」 の実際の例です。
例 3: トドドドン(牧場パル、作業4種)
0★の初期状態:
水やり2 /
採掘2 /
搬送1 /
牧場1。ゲーム認定の最も得意な作業 =
牧場(牧場パルの強制)。
| 星 | 選択ロジック | 加算 | 加算後の状態 |
|---|---|---|---|
| 1★ | 牧場パル強制 | ||
| 2★ | レベル=1 の唯一の選択肢 | ||
| 3★ | 4項目すべて = 2、第3位も第2位も見つからない→ゲーム認定にフォールバック | ||
| 4★ | 無条件 | すべて+1 |
3★のフォールバックに注目:すべての非ゼロ作業のレベルが同じで、一意な値が1つしか残っていないとき、ゲームは「第2位」すら見つけられません(第3位はなおさら)。すると、そのパルに固定された最も得意な作業の認定まで一気にフォールバックします。これが トドドドン が3★で再び
牧場 に加算された理由です。
例 4: ベリゴート(牧場パル、作業2種、ショートカット経由)
0★の初期状態:
種まき2 /
牧場1。ゲーム認定の最も得意な作業 =
牧場(牧場パルの強制)。
| 星 | 選択ロジック | 加算 | 加算後の状態 |
|---|---|---|---|
| 1★ | 牧場パル強制 | ||
| 2★ | 2項目が並び、一意な値 {2} が1つだけになり「第2位」が見つからない→ゲーム認定にフォールバック | ||
| 3★ | ショートカット:非ゼロ作業がちょうど2項目→フォールバックの連鎖を辿らず直接ゲーム認定を選ぶ | ||
| 4★ | 無条件 | すべて+1 |
3★に注目:フォールバックの連鎖を辿れば(まず第3位を探して失敗、次に第2位を探して成功、
種まき に加算されるはず)、実際には
牧場 に加算されます。これが §二「順位が付けられない場合:フォールバックとショートカット」 で述べた「ショートカットとフォールバックの連鎖で結果が異なる」ケースで、実際の挙動の分岐であり、性能の最適化ではありません。
例 5: ライコーン(非牧場、作業2種、ショートカットは牧場パルだけではない)
0★の初期状態:
発電3 /
伐採1。ゲーム認定の最も得意な作業 =
発電(牧場なし→単独で最高)。
| 星 | 選択ロジック | 加算 | 加算後の状態 |
|---|---|---|---|
| 1★ | 牧場なし→実際に最高 | ||
| 2★ | 第2位(一意な値 {4,1}、第2位=1) | ||
| 3★ | ショートカット:直接ゲーム認定 = | ||
| 4★ | 無条件 | すべて+1 |
重要なポイント:ショートカットは牧場パルだけの話ではありません。 ゲーム全体で、非ゼロ作業がちょうど2項目の非牧場パルは67体います(例: ライコーン、 サラブレイズ、 ボルカイザー、 シャオロン、 ホルス、 イシス など)。これらの3★はすべてこのショートカットを辿ります。非牧場パルではゲーム認定が実際に最高の作業なので、分岐の比較がよりわかりやすいです。ショートカットは最も得意な項目を強化し続けます( ライコーン は
発電5 /
伐採2)、フォールバックの連鎖なら第2位が追いつきます(
発電4 /
伐採3)。 ベリゴート も同様です。ショートカットなら
牧場 に、フォールバックの連鎖なら
種まき になります。
単一作業のパル(例: ジェッドラン は
採集 のみ)は、昇星のたびにその1項目に+1され、4★後は合計+4になります。複雑な判断は不要です。単一作業のレベルは上限10 で、10を超えても加算されません(ジェッドラン は0★
採集8 → 2★で上限の
採集10 に到達し、3★/4★では実際には増えません)。
五、覚え方カード
昇星ルール4つを1枚の表に:
| 昇星 | 加算先 |
|---|---|
| 1★ | ゲーム認定(固定された最も得意な作業)、3つの規則: ① ② ③ 最高が並ぶ → 下の列挙順で早い方(覚え方:生火、水やり、種まき、発電、手作業、採集、伐採、採掘、製薬、冷却、搬送、牧場) |
| 2★ | 基礎レベル第2位、2つの規則: ① 第2位あり → それを取る(並ぶ場合は列挙順で早い方) ② 第2位なし(一意な値が1つだけ)→ 1★の認定にフォールバック |
| 3★ | 基礎レベル第3位、規則: ① 第3位あり → それを取る(並ぶ場合は列挙順で早い方) ② 第3位が見つからない → 第2位に下げる ③ 第2位も見つからない → 1★の認定にフォールバック ④ 特例:非ゼロ作業がちょうど2項目 → ショートカットで直接1★の認定 |
| 4★ | すべての非ゼロ作業が+1(無条件) |
完全な列挙順(最優先から最後まで、2★/3★ の同点時はこれで決めます):
| 順位 | 作業種別 | 順位 | 作業種別 |
|---|---|---|---|
| 1 | 7 | ||
| 2 | 8 | ||
| 3 | 9 | ||
| 4 | 10 | ||
| 5 | 11 | ||
| 6 | 12 |